このダチョウはジャン=ポール・ベルモンド?
こちらの作品、私はかなり好きです。
自分の部屋に飾るとしたら、間違いなく上位に選ばれます。
タイトルは「勝手にしやがれ」
これはストーリーが先にできた作品です。
きっかけはこちらの絵。
おそらくアメリカの西武開拓時代のものかなと思うのですが、ダチョウが広大な大地を駆け巡っています。
当時はこういった光景はごくごく当たり前だったのでしょう。
この絵を見た時、純粋にすごいなと思いました。今の時代、考えられません。たった170年ほど前のことなのに、ダチョウと人間が共存しているなんて!!
見とれていると、ダチョウが話しかけてきました。
「やってらんねえよ」
え、、、ええ!!
「オレは、このレースから降りたいんだ。なんで人間どもに追われる必要があるんだ?」
確かに。。。
人間たちが後から入ってきた地なのにね、ごもっとも。
「俺は俺で別な道を行く。勝手にしやがれ。」
と、できた作品がこちら。
このダチョウはレースから降りて、自転車に乗りタバコを吸いながら逆の方向へ向かっていきましたとさ。
なんて気持ちの良さそうな!
思わず、良かったねと言いました。
最後にタイトルをつけたのですが、「勝手にしやがれ」は言わずともゴダールの映画のタイトルから浮かびました。
主演のジャン=ポール・ベルモンドがタバコをプカプカとふかし、逃避行の末に銃で撃たれてしまう。
どことなく、このダチョウと似ている気がするなと。
でもいいのです。
自由とは誰もが求めてやまない桃源郷なのかもしれません。
POP UPもいよいよ後半戦となってきました。
実はこの「勝手にしやがれ」はPOP UPで一番最初に売れた、記念すべき絵なのです!
この一週間、心はずっと東京駅大丸の一階にいます。
可愛い子供たちが頑張っていると思うと、ソワソワしてしまいます。
巣立った時(←絵をご購入いただいた時)なんかは涙涙です。
買ってくださった方の人生を、camouCollageが共に歩んでいけるなんて、なんて光栄な事!と思わずにはいられないのです。
絵は生活と溶け込むものです。洋服よりも、鞄よりも、靴よりも、ある種その人と寄り添う時間が長いのかなと思うのです。
それはまるで家の中にいる観葉植物のような。
語り合うことはできないけれど、存在をどこかに感じながら一緒に過ごす。
そしていつしか、かけがえのない関係になるのです。
