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昔の人にとって、鳥は神秘と憧れの存在?

カモコラージュでは、鳥のモチーフを使った絵がたくさん登場します。

お客様も鳥が好きな方が多く、「鳥の絵をあるだけ見せてください」と言われることも多々あります。
数えてみたら、52枚中なんと9種類も。

こちらの「Four larvae」は鳥の絵の中でも特に人気があります。

元は、こちらの図鑑の絵の真ん中の子をお借りしました。
色彩がとても綺麗です。皆とてもイキイキしている。

さらにこのキャベツ、ふわっとしていて、鳥の羽みたいだなと。
この2つをメインにコラージュしてみたらどうだろうと。

そこでキャベツを胴体に、尾っぽをカーネーションにしました。
ちょっとぼてっとした、カラフルな新種の鳥「キャベツ鳥」の完成です!

ところでタイトルの「Four larvae」、どんな意味だか知っていますか?
「4匹の幼虫」という意味です。

その名の通り、4匹の幼虫が隠れているのです!

なぜ幼虫をつけたか、この「キャベツ鳥」なんだか陽気なお間抜けさんな感じがしました。
きっと、幼虫にキャベツを食べられていても、気付かなそうだなと。

そこで、いたずら心が芽生え、4匹幼虫を入れてみました。
そしたら思った通り、「キャベツ鳥」は気付かずにトコトコ歩き続けていきました 笑

4匹幼虫が隠れているので、どうぞ探して見てくださいね。

昔の鳥の絵は本当にたくさんあります。
1800年代の図鑑や本の挿絵などに描かれているいるものが多く、美しく良質なものばかり。

当時の人たちは、鳥の美しさに魅了されていたからこそ、たくさん描き、そして今でもたくさん残っているのでしょう。

圧倒的な種類の多さ、美しい色彩の羽、音楽を奏でているかのような鳴き声。
そしてきっと自由に空を羽ばたく、神秘と憧れのようなものが、当時の人たちにはあったのかもしれません。

今は空を飛ぶどころか宇宙に人々がどんどん飛び出しています。
さらに、一般の人でもドローンを飛ばせる時代に。

鳥はすっかり神秘と憧れの存在ではなくなりました。

進化し続ける私たちの日々は忙しすぎて、つい、自分は自然の一部ということを忘れてしまいます。

生命の根幹をきちんと見て描かれている昔の絵には、気付きがたくさんあります。
それは私自身、カモコラージュの作品を作るまでは、すっかり忘れていたことでした。

こうやって作品を作り続けていられるのは、昔の絵画を見続けたいという、思いからなのだなと思います。