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生き様を考える

今回はカモコラージュ誕生秘話を、お話しさせていただこうと思います。

私は二児の母で、年子の娘が二人いるのですが、生まれた時は本当にカオスでした。

子供はすごく可愛いです。
産んで後悔したことは一度もありません。
生まれてきてくれてありがとう、と心から思います。
子育ては勉強、そして親が子を通して成長させてもらっている。

ただ、それはトータル的な話。

掘り下げていくと、本当に子育ては大変です。

昔、ある昆虫の出産の映像を見たことがあるのですが、それがものすごく衝撃的で。
その昆虫の母親は出産が終わると、子供の餌となって食べられてしまうのです。

それがものすごくよく分かります。
究極を言うと、出産と子育てはそういうものです。

なので、ずっと悶々としていました。

今までの生活とは全てが逆転。
遅くても22時には寝る生活を繰り返すと、22時から飲みに行っていた人間は、滅入ります。

さらに生まれたばかりで年子となると本当に大変で。
「家庭」という名の牢獄に入っている感じでした。
生活的には自由への羽がもぎ取られた、引きこもり状態です。

それまでバリバリやっていた仕事も、夜は働けなくなり、色々とお断りをしていました。

今思うと私はその時ノイローゼだったのかもしれません。

そうすると人は葛藤します。
クリエイターは特にそう。

私は仕事を断ってできた空いた時間に、ひたすら子供の写真を使って作品を作り続けていました。

その当時、大好きだった映画のタイトルを元に、構想を練っていました。チャップリンの「モダンタイムズ」
時を急かす子供たち。まさにその時の自分の反映です。

子育ての尊さを純粋にうたったものです。
この地球に生まれた生命を、大事にしようと。

いやーー、これは当時を物語っていますね 笑
子供が大好きなアンパンマンをひたすら見ていました。
アンパンマンを見て泣き止む子供を横目で見ながら、彼を「神様」と思いました 笑

これらの作品は、上の子が3歳、下の子が1歳半の時です。

それが本当に楽しくて。
狂ったように作り続けました。

それが、ある時ふと

「子供が登場しない作品を作ったらどうなるのだろうか」

と思いました。

そこで、大好きなアンティーク・ヴィンテージ絵画を使って作品を作り始めました。

こちらは、camouCollge絵画販売作品の第一弾です。

今までガチガチに作ってきたのですが、この抜け感、今見でもホッとします。

私の中でこの作品同様、心の中の実がはじけた瞬間でした。

ストーリーは、ビーンズ夫人が自転車に乗っている。
それだけです。

元のビーンズ夫人はこんな感じです。
彼女に本当に救われました!

以前のブログにも登場した、カルチャーにとても精通した友人がいるのですが。
その友人から、後日アーティストに対するメッセージをいただきました。
とても素敵な内容だったので、そのまま流用させていただきます。

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アーティストは
ぶれてなんぼ
やりたいことをやる

やりたくなくなったら
辞める
休む
ジョン・レノンもボブ・ディランも細野晴臣も
みんな数年休んでる

ロックは生き様です
ポール・マッカートニーの方がいい曲書いてるのに、ジョンの方がロックを感じます。
王貞治の方が生涯成績がいいのに、みんな長嶋茂雄。

絵里子さんも
ぶれて
休んで
何より生き様を
見せてください

生き様こそが
人の心を打ちます

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私よりもすごいアーティストはごまんといて。

でも、要は開き直ったもの勝ちなのかもしれないと、友人から頂いたメッセージを読んで思います。

実力ではなくて、開き直り。

開き直り=生き様なんだと思います。

その友人を通して沸々と感じました。

私はできる限り、自分を否定するのをやめようと思います。

それが、生まれてきた子供に対する、自分なりの生き様の提示なのかなと思うからです。