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アートとサイエンスは似ている

最近子供が自立をして来まして、私がいなくても寝てくれるようになりました。
ですので、こうやって夜に作品を作ることができて本当に嬉しくて。

子育てという限られた時間の中で、作り、そして表現できる場を持つことができて、ものすごく幸せです。
いつも作品を見て、そして記事を読んでくださっている皆様、本当にありがとうございます^^

さて、先ほどインスタに作品をアップさせていただきました。
タイトルは「炎上した花嫁」
夜に作る作品は、どうもダークになります。

海底火山の噴火でしょうか。
この有機的な煙が何とも言えません。
そして、微妙なかすれ具合なんかも素敵すぎます。

これぞ古き良きの味わい です。

よし、この煙をメインにビジュアルを作ろうと。

この煙、生きているみたいだから、何か物質的なものにしたいな。
人がいいかな。白い服と合わせたら綺麗そうだなと。

ドレスを着た女性と合わせたらバッチリでした!
この時点で作品の8割完成です。

さて、目はつけようかどうか、、迷います。

どうもしっくり来ません。
せっかくの素敵な煙が死んでいます。

この場合、あえて表情を出さない方が良いなと。
そこで、えいやと海に投げてみました。
ついでに口も一緒に投げてみると。。。これまたしっくりと!

あとは、海だからリズムカルに魚が飛び跳ねていたら楽しいなと。
どうせなら煙から飛び跳ねてもらうことにしました。

最後の仕上げなのですが、上にテクスチャをつけました。
その方が、フィルターがかかった感じで、こういったダークな世界がより深みが増すのです。
侮るなかれテクスチャ、大事です。

そして完成です。

こうしてみると、もはや自分で作ったものではないみたいです。
でもこの作品、私は根幹からグッとくるものがありまして、好きです。
変に狙わずに、素材に素直に従ったからこそできた作品です。
これぞコラージュマジック!!

以前、サイエンティストの方と、会う機会がありました。
彼がしきりに言っていたのは

「アートを数値化できないか」

知らなかったのですが、サイエンスとアートって、実はすごく似ているんですって。

見えないものを可視化していく作業
不明確なものを追い続けていくこと

なるほどなと思いました。

アートでも、売れる傾向のあるアート、商業マーケティングがしっかりとできているものはあります。
カモコラージュでも、マスキングテープのご依頼を頂いたとき、きちんとしたリクエストがありました。

・動物が出てくるもの
・可愛い雰囲気に
・パステルカラー
・文具がどこかにあるもの(文具好きの心をくすぐるのだそうです)

それはそれで、すごく大事なことで。
商品化となったらそうするべきだなと思います。

でも、私はそれ以上にもっと、人力を超えたものの可視化を、アートに求めてやまないのです。

一つ分かっているのは

「狙わないこと」

難しいです、ものすごく。

追求するのは途方もない作業なのですが、だからこそこうやって作り続けていくのです。