伝統を打ち破る
ここ最近、ハイブランドが続々とロゴを変更しているのが流行っています。
最初に乗り出したのがバレンシアガ。
その後、バーバリー、ベルルッティ、セリーヌ などなど。
しかも、どのブランドもサンセリフ書体(角ばったゴシック体)で極めてシンプルに。
個人的には、どうしてこんなにも皆こぞってロゴをゴシックにするのだろうか。
職業がデザイナーだけあって、ずっと不思議に思っていました。
最近その理由が分かって仰天しました!!!!!
ハイブランドというのは、しっかりとした世界観があります。
一般で購入する服やバックの数十倍もの値段がするのですから、それを購入するためには、ハイソサエティなブランディングは必要不可欠です。
しかも、歴史と伝統があります。
ヴィトンやゴヤールは旅行用トランクから始まり、エルメスは馬具工房、バーバーリーは耐久性・防水性に優れた防寒具開発から。
どれも1800年代前後のこと。
路面店でドアマンガ立っているのも、「うちは気品が高く高級です」とプレゼンしているようなもの。
100年以上もの、ものすごく重厚な伝統があります。
なので、ロゴを変更するのはよほどの覚悟が必要です。
しかも、なぜ、こんなにもシンプルなゴシック書体に!!??
その理由は、SNSだそうです。
今やメディアよりも、個人の影響力が強い時代。
メディア側が「今流行りのフォロワーさん!」を探すのに必死です。
力のあるブロガーやインフルエンサーが紹介したりすると、一気にブランド力が上がります。
アップするのは大抵スマホ。
スマホ内にある書体で「BARENCIAGA」と打って発信。
このどこにでもありそうな、シンプルな書体にする事で、世界中から人々がスマホから発信しても、ブランドイメージが崩れません。
まさに逆説の発想、ブランドが民衆にロゴイメージを委ねたのです!
時代の風を読み取っての決断。
決断に至るまではきっと、断腸の思いだったと思います。
だからこそ、心からすごいと思いました!!!!
(余談ですが、バレンシアガのロゴは、世界的に超有名なデザイナー、リカルド・フェロルが制作したようです。
なので、実はものすごく凝っているのです!)
ロゴのチェンジはいつの世の中でも、どこかの企業がしているのです。
ちなみにネットで見つけた、変更前後が面白すぎたこの2社。
アップルです。
いやーーー、これには衝撃が走りました!!!
続いてスタバ。
というかスタバって1971年からあるんですね!!
どちらも以前はアンティークを意識したデザイン。
カモコラージュの素材として使用できそうな 笑
私は、古いものが大好きです。
家の中はアンティークやヴィンテージのものだらけ。
洋服も最近はもっぱら古着が多いです。
やはり、昔のものの方がどれも、職人さんが手作業で作った温もりとこだわりがある。
カモコラージュを始めた最大の理由もそこです。
純粋にコラージュも古いものも好きだから。
ただ、制作する上で気をつけていることは、古っぽくならないで、新しさを感じさせるものを心がけています。
それがユニークさだったり、異質な組み合わせをしたり
「古いけど新しい
見たことありそうだけど、実はない」
を心がけるようにしています。
時代は常に進んでいます。
進むなら一緒に進みたい。
思えば、エルメスも馬車から車に時代が移り変わるのを目の当たりにした時、ものすごく焦ったでしょう。
そんな時は、常識を真っ先に捨てること。
そして、自分の直感を信じて決断をしていくこと。
その両方のバランスが、今後ますます必要になってくるのかなと思います。