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アーティストが抱える十字架

今年のアカデミー賞発表になりましたね。
最優秀作品賞がまさかの「パラサイト 半地下の家族」!!!!
これは歴史的な、とてつもない快挙!!!!!!

なぜならこの作品、韓国の映画だからです。
今まで、作品賞に英語以外での受賞は無。
アジア作品が受賞することはまずなかった。

1987年に「ラストエンペラー」という中国を舞台にした映画が作品賞を取りましたは、監督はベルナルド・ベルトリッチという、イタリアの巨匠。

2000年の中国映画「グリーン・デスティニー」は、ノミネートはされましたが、受賞にはならず。

とにかく、映画市場でミラクルが起きたのです!!!
(映画好きでない方、テンション高くてごめんなさい!!!)

受賞されたポン・ジュノ監督。
彼の作品は幾つか観ましたが、ものスゴーーーク多才です。
本当に今回の受賞は、実力勝負での受賞だったのだと思います。
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誰かが言っていたのですが

「もはや、これからの社会は、嘘や偽りは成り立たなくなってくる」

今回のアカデミー賞の受賞しかり、本当にそうだなあと。
時代がどんどん進んでいる。

世間のしがらみや、社会の束縛がなくなり、どんどん解放された社会になっていくのかなと思います。

さて、話はカモコラージュに戻りまして、先ほどインスタにアップした作品。
タイトルは「偉人」

日々作家として挑戦し続けている「過去の自分の作品を超える!!!」というチャレンジに、打ち勝った感がありまして 笑

なぜなら、本来ある「素材」の限界をとどめていない所なのかなと。
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コーラージュアーティストの誰もが感じる登竜門

「素材との決別」

というのがありまして。

コラージュアーティストたるもの、素材の力を頼りにしない!!!!

という葛藤が常にあると思います。
(少なくとも私はそう)
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「素材」がメインになってはダメなのです。
「素材」はあくまでも技法の一つ。

自分に足りないものはそこかなーーーとずっと思っていました。
ついアンティーク絵画の素晴らしい「素材」に頼っている感がありまして。

そこを打ち破りたいと常々思っていました。
先ほどアップした作品は、その一歩になりそうな感じがしました。

具体的に説明をすると。

この素材たち一体何!!??

と思いすらしない事

今回使用したメイン画像はこちらなのですが

もはや主役がいない。

人物の顔の輪郭はこの煙。
以前にも登場しました。

この左の煙、本当に奥深くて好きすぎます。
最近一番のツボ素材です!!

なので、できるだけ素材として活かしたく、しかもそれぞれが全く別のニュアンスで使用できないかなと。
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「素材が、本来の役割を担わない」

という事でしょうか。
そこがコラージュの面白い所なのかなと思います。
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同時に

「本来の役割を担わない何かになる」

というのは、アーティスト全体が抱えている十字架なのかもしれません。