戦時中に生まれた希望
コロナの影響が日に日に強くなる日本。
そんな中でも、他のもっと凄まじい被害を被っている国に比べれば、まだ良い方なのかもしれません。
ただ、首都圏封鎖も時間の問題。
これこそ、自分の力だけではどうしようもない。
できることは、余計な抵抗をせずに今の状況を受け入れ、自分なりの打開策を考えていくのみです。
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ピンチはチャンス、ポジティブシンキングです!!!
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なんと、あのムーミンことムーミントロールも、大混乱な戦時中に誕生したのです!!!
ムーミン。
実は私ムーミンが大好きでして。
あの世界観はキャラクターとかでおさまるべきものではなく、立派な「アート」です。
実物の原画を見ると、本当に素晴らしく、うっとりします。
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作者は言わずともしれたトーベヤンソン。
1914年にフィンランドのヘルシンキで生まれました。
ムーミンのお話を書く前は、挿絵画家として10代から活躍。
ご両親共々芸術家だったため、早い時期から才能があったようです。
第一次、第二次世界大戦中、フィンランドにも戦争の影響が色濃く出ます。
トーベのお父さんと二人の弟が戦争に召集され、友人や恋人が次々と米国に移住。
フィンランド自体も爆撃を受けるようになります。
現実の恐怖から逃れるかのように、彼女は1939年にムーミン小説第1作目となる「小さなトロールと大きな洪水」を書き始めます。
当時は出版などは考えておらず、現実の恐怖から自分自身を救うために書いたものでした。
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彼女はその頃「ガルム」というフィンランドの風刺雑誌の、挿絵の仕事を受け持っていました。
こちらは戦時中に彼女が描いた風刺画。
戦争に対する皮肉をユニークに描いています。
どんな時でも作品を笑いにする事を心がけていたそうです。
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その「ガルム」に1940年代中頃から、ムーミントロールらしきものが現れ始めます。
ムーミンの第1作が、実際に本として出版されたのは1945年。その少し前の出来事です。
それがだんだんとトーベの挿絵のトレードマーク的な感じになってきて、毎回どこかしらに小さなムーミンが登場するようになるのです。
彼女はきっと「ムーミン」という自分の分身が生まれ、どんどん大きくなっていく様を、沸々と感じていたのでしょう。
元々は「恐怖からの逃避」によるものでした。
それが、いつの間にか希望の光に変わったのです。
そして、こんなにも後世に受け継がれていく素晴らしい作品になっていくのです。
当時の本人はもちろん知る由もありません。
トーベが戦争を体験しなかったら、ムーミンは誕生しなかったわけで。
彼女にとって戦争の体験は必然だったのでしょう。
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人生には「どうしてこんな事が」ということがたくさん起きます。
どうしようもない時、自分の力では物事を変える事ができない時
トーベのように自分の内側に篭り、何かを生み出してみてはいかがでしょうか?
すごい作品が生まれるかもしれませんよ。