「今」を生きる
夫は臨死体験をしたことがあります。
20歳のときに、バイクで信号待ちをしていたところ、横から車が猛スピードで突っ込んできて、バイクごと投げ飛ばされました。
宙をまった瞬間に、短い人生が走馬灯のごとく映像として映し出されたそうです。
気づけば三途の川に。
川の向こうから、10代の時に事故で亡くなった友人が現れ、こう言ったそうです。
「まだ来るな!」
それで意識を取り戻したそうです。
もう少しで足を切断するところだったみたいです。
リハビリ期間は一年、かなりの事故でした。
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死ぬ瞬間に感じた気持ちは、「強い後悔」だったそうです。
俺はなんで何もやってこなかったんだ、やるべきことはたくさんあったのに、と。
それからというもの、常に今やるべき事、やりたい事をしっかりやる。
先のことはできるだけ考えないスタンスの人生を送っています。
過去でもなく、未来でもなく「今」を実感しながら生きている感じです。
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他にも臨死体験をした人が知人で何人かいるのですが、考え方がとても似ていて。
今できる事をやる。
余計なことは考えずに突き進む。
次の日死んでも後悔しない生き方をしている。
そういう人は、幸せに対する気付きが人一倍強い気がします。
そして、社会の常識や価値観に縛られず、自分の幸せを知っていて、やるべきことを知っています。
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コロナの影響が猛威を震っている今、夫の価値観にものすごく共感を得てきています。
今、私にできること、やるべき事は何か、というのをすごく考えます。
過去を忘れ、未来のことは考えず、とにかく「今」に集中する。
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一つ夫と決めたことがありまして。
今の時期は無理しない。
とにかく、今は家族を守ることです。
仕事よりもまずは家族。
今は学校も保育園も休校のため、子供二人とずっと家にいる生活です。
いつもこなしていたペースの仕事量だと、到底家庭はまわりません。
自分の体力ももたないし、イライラして子供にも悪影響です。
私は20代からかなりの仕事人間です。
仕事に生きがいを感じるタイプ。
なので、仕事をペースダウンせざる得ないのは正直悲しい。
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でも、今するべきことは、子供と一緒に生活を楽しむこと。
やるべきことにフォーカスしていこうと思います。
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そんな中でも、子供が寝た後の作品作りが自分の癒しとなっています。
最近作りつづけている作品はとにかく
「コロナに負けるな!」
がコンセプトです。
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先日アップした作品がこちら。
タイトルは
「あなたと遠い」
もはや、人と会うことが許されない世の中です。
夜空はいつも通りこんなに輝いているのに、待は暗く、人々は個々のシェルターに入らざる得ません。
おそらく辞典か何かで、説明用に掲載されていた挿絵。
これだけでシュールで味があります。
この今の異様な世界を表現するにはぴったりだなと思いました。
「根本は愛」
地球は美しいです。そしてそれに相応しく愛も美しい。
生命が生き続ける限り、愛が生まれます。
愛が根本という思いをシンプルに表しました。
「握手がしたい」
握手をしたいけど、それすらできない。
無機質な水と握手しているビジュアルで、虚無感を表しました。
この異様な世界を、作品作りを通して、自分自身も向き合っていければなと思っています。