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自分のこころの「井戸を掘る」

気づけば6月ももうすぐ終わり、2020年の折り返し地点です。

いやー、激動でしたね。。。

死にかけたわけではありませんが、世の中がこんな状態になって、とにかく驚かずにはいられませんでした。

大多数の方がそう感じているのではないでしょうか。
地球規模でこんなことになるとは、生まれて初めての経験。特に平和な日本で生まれてきたわけですから、驚きは隠せません。
これからもしばらくwithコロナは続きそうです。
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ある友人が言っていたのですが
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「海原を航海中に嵐がきたら
闘うもよし、耐えるものよし、もがくもよし。

他には、深海に潜るという選択肢もあるのよ」
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深海までいくと、とても穏やかなのだそう。

そこで、ジッとしている。

あらゆる生物はそのように待つことをきちんと知っているのです。
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人間はそんな中でも突き進む人が多く、私も昔はそうでした。
そんな時ことチャンスだろ!的な感じで、苦労をかって出ていました。

あらゆるところでパラダイムシフトが起きている今日。

私の中にもパラダイムが降り注いている今年。
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まずは問題の外に出る。

とにかく、無理をするのは止めようと。
ジッとしている。流れに身を委ねる。

少し先のことは考えない。
その先のポジティブなことは考える!

そんなスタンスで2020年後半も生きていこうかなと思っています。
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そんな中で、毎回記事を書くのは楽しみでもあります。
やはり書くと気持ちが整理されますし、色々とクリアになります。
(また、読んでくだる方がいらっしゃるもの、とても嬉しく^^)
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今回は、少し昔の作品のご紹介をさせていただければなと。
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最近ものすごく眠いです!!!
いくら寝てもずっと眠く、ボーッとすることもしばしば。
子供たちと一緒に朝までグッスリ寝てしまうことが多いです。

一説には、世の中の不安や悲しみなどのネガティブな「気」が入りこまないよう、無意識に心がバリアをはって眠くなるのだそう。
防衛本能のようです。

そんな心境にぴったりなこの作品

「そろそろ起きる時間」

一年ほど前の作品で、30角作品としても発売しています。
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月も陰り、空が明るくなりはじめてきました。
山々が奥まで見えて、空気が澄んでいます。
一人の女の子は、もがきながら月にしがみついて寝ています。
もう一人の女の子は、渋々とベットから起きはじめます。
羊は「また今晩ね」と雲に乗って家に帰っていきます。
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そんなファンタジーなシチュエーションです。

女の子たちは、こちらの雑誌からお借りしました。

背景はこちらから。オランダの風景画です。

こちらを元に、背景である山々と空をコラージュしています。
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元々は販売するつもりがない作品だったのですが、この作品を買いたいというお客様がいらっしゃいまして。
なんでも、この絵のシチュエーションが、友人にそっくりなのだそう。
ちょうどその友人がお店をオープンするらしく、プレゼントとしてご購入いただきました。

もちろん、私はそのご友人を全く知らないで制作したわけで。
そんなこともあるんだなあと、びっくりしたと同時にすごく嬉しかったです。
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私は、見えないものの存在を信じています。
ありえない偶然や奇跡をたくさん見てきたし、自分の人生も生かされてきた感じがものすごくするからです。

世の中は全て偶然という必然でできています。
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大好きな著者で河合隼雄さんという方がいらっしゃいます。

心理学者、精神分析医、日本人として初めてユング研究所を出て、分析心理学を広めた第一人者でもある方です。
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ボロボロになるまで読んだ、こちらの著書
「こころの声を聴く」

何か落ち込んだりすると、この本を読みます。
こちらの著書、河合さんが色々な著名人と対談をする対話集なのですが、その中で村上春樹さんと対談をされていらっしゃり、その内容が本当に良くて。
村上さんが「ねじまき鳥クロニクル」を発表した後に対談されたようです。
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説明すると長くなり過ぎてしまうので、簡単にお話しさせていただきますが

「井戸を掘る」というのがある種のキーワードになっていて。

自分の井戸があって、自分の中にずーっと入っていかざるをえない。
一人で、孤独に、掘り進めていく。

皆が自分の井戸に入って、本当の底の方まで行くと、ある種の通じ合いのようなものが成立するのではないかと。
だから、井戸の中に入っているなら、そこから出ようと思わずに、どんどん掘っていけば良い、とお二人はおっしゃっています。

傷というのは、井戸掘りの入り口なのだそう。同時に出口でもあって。
そして、自分なりの底が見えた時に、傷は癒されるのだそうです。

「井戸掘り」というのは、自分自身の人生の「物語」を作るということ。
その「物語」は実は先にできていて、それを内在するものを見つけていくことであって、自分自身を発見していくということでもある、という内容で対談は終わります。
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今年は、自分はせっせと井戸を掘っていている段階なのだなと思います。
そりゃ、眠たくもなります 笑
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この山を超えたら、自分自身もそしてカモコラージュも、また大きく成長するのだろうなと思います。